トラウマと一緒に〜愛がいっぱいの暮らしに感謝
久しぶりにブログを書こうかな?そう思ったらもう2ヶ月も空いていたとは・・。でも「書きたい」気持ちがきっと大事と信じて。
今日の夕飯のメインはさつまいもコロッケ。
揚げ物と言って思い出すのは、高校生の時の調理実習。クリームコロッケを作る回で、フライパン(だったと思う)に油が入っていたのだけど、持ち手が外側に向いていてわたしが引っ掛けて転んだこと。火をつける前だったのに、散々先生に怒られて、それから揚げ物をする気がすっかりしなくなっていた。
そう、いわゆる「トラウマ」!
最近気づいたけど、とにかくわたしは「あの時失敗したから」という記憶、トラウマに生きてる人だった。それが人になると、それだけで人をすごく悪く思っていることも。
でも今のシェアハウスに来て、さまざまな人と暮らして1年が経ち、一番学んだのは、ありがたいことに「失敗してもいい」ということ。ここでは教えてくれる人もいて、「大丈夫」な安心感がある。
今日のコロッケも、ハウスメイトがおいしそうに揚げ物をしていて、「やってみよう」と思えたから。
そう、得意な人に聴けばいいんだ!
前にかぼちゃコロッケに挑戦して、油のこと、温度、揚げ方、丁寧に教えてもらえたので、ありがたく今回はさつまいもコロッケに挑戦。まだ緊張するけど、一人で揚げられました!
教えてくれたその人が、「揚げ物しない人はドキドキするよね」と理解してくれたあったかさが嬉しかった。
そう、ちょうど1ヶ月くらい前に、シェアハウスで、ちょっとした出来事があった。ハウスメイトを巻き込んでの仲直り?的な事件。
ちょとしたすれ違いでわたしがとある人と半年くらい話をせずにいた。発端は本当に些細なことだった。シェアハウスは大好きだけど、どうしてもその人と一緒に居たくなくて、ハウスを出ようと何度も何度も思っていたけど、パートナーも「残ろう」と言うし、本当それは辛かった。
そんな中、なんと「仲直りして、楽しく一緒にシェアハウスで暮らそうよ」と話をしてくれる人たちが現れたのです。この人間関係がど下手で、「一度ケンカするとさよなら」がしょっちゅうだった私に、なんとそんなことを言ってくれる人がいるなんて。
そんなあったかいハウスメイト数名とパートナーが力を合わせ、私とその相手の人と一緒に話す機会を作ってくれて、私は嫌々だったけど参加して、お互いの視点からの話、みんなの意見を交えて、結果、久しぶりに会話をして、ハグをして、その会は終わったのでした。
こうして助けてくれる人がいて、私も「どうせ仲直りなんて」という”トラウマ”から初めて違う形を経験することができたのでした。
もう感謝しかない。
無理なく、でもお互いにゆるくつながっているようなこの不思議な場所は、もしかしたら愛で溢れているのかも・・しれません。
誰かに頼るのはなかなか難しいけど、そうやって自分の弱みと自分も向き合いつつ、少しずつトラウマが「良い体験」に変わっていけたらいいなぁ、そう思う今日この頃でした。