イギリス文化:牛乳
15年ぶりに暮らすイギリスで、変わらない習慣にたくさん出会って、ほっとすることが何度かあります。そんな小さな習慣で、ちょっと日本とは違うこと、そんなことも書いてみようと思いました。今日は「牛乳」です。
ちょっと一部を隠そうとして、汚くてごめんなさい。ある日の買って来た牛乳です。 イギリスの牛乳は、こちらの液体の単位、「パイント」で買います。写真左の小さい方が1パイント、右が2パイントです。1パイントが568mlちょっとだそうです。このプラスチックの牛乳用の容器?もかわいいと私はいつも思います。
牛乳を買うときのポイントは、このキャップの色です。スーパーや小さな商店に行ってもこのキャップの色は共通なので、分かりやすいなといつも思います。私はいつも緑と青のしか買いませんが、実は赤のキャップの牛乳もあります。その違いは以下です。
- 赤のキャップ:スキムミルク(脱脂粉乳)→主に料理に使用
- 緑のキャップ:Semi-skimmed (スキムと牛乳半分ずつ)→ミルクティーにぴったり
- 青のキャップ:Whole Milk(牛乳)→そのまま飲めるし、コーンフレークにも
こんな感じで、使い分けするようです。私はミルクティーが好きなので、小さい緑のキャップの牛乳はミルクティー用です。基本、パイントの量で金額が決まり、種類別に金額が違うことはほぼないと思います。2パイントで80ペンス(約112円くらい)です。
イギリスに来たら、ぜひ自分のお気に入りの牛乳、探してみてくださいね。
☆2017年8月30日追記:ちなみにイギリスの牛乳、賞味期限の2、3日前には悪くなって飲めなくなります・・・。保存料が少ない?それだけ新鮮?なのかな?
おまけ。最近買った牛乳に、チャリティの案内がついていました。身近なんですね、やっぱり。