「ま、いいか!」くらいがちょうどいい

イギリス・レスターから帰国。シェアハウスでの暮らしの中から、日々の暮らし、ファンドレイジング、自身のHSPのこと、そして大好きなイギリスのことも引き続き書いていきます。

International Fundraising Congress in London 振り返り(パート4・ラスト)

パート1〜3とおつきあいありがとうございます。

長々と申し訳ありませんが、最後に全体の感想などをまとめて終わりたいと思います。

 

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○全体の感想・気づきなどメモ

  • IOFメンバーという1つのステータス。

期間中、毎日全体会のような時間があったが、必ずIOFメンバーだけが呼ばれ、立ち、拍手をさせられた。いかにメンバーであることがすごいか見せつけられた感じ。ランチもIOFメンバーはおかずが1つ多かった。なんだか嫌な感じがした。

  • 分科会のスタイルと休憩時間

分科会は1時間だったり、45分だったり、その日のプログラムによってまちまち。それにより、休憩時間も30分と15分とあり、15分の時はお茶のブースが閉じられてお茶がもらえなかった。移動時間が足りず、次のセッションに遅れてしまうこともあった。

  • 分科会以外のセッションは充実

毎朝1つ目のセッションの後の休憩時間に瞑想があり、ランチ時間もランチセッションやヨガがあり、リフレッシュできた。ただ、ヨガに行こうとするとランチを15分しか食べる時間がなかった・・・厳しかった。

  • ランチ時間

ランチの時間はブッフェ式で食事が提供されるが、企業ブースの片隅。しかも椅子がほとんどなく、座れないことが多く、立って食べるか、階段に座るかしかできなかった。ランチの時間くらいゆっくりする時間・場所が欲しかった。

  • IOFのブース

大きなブースを出し、その隣にはなんとメンバー限定で無料でカクテル(アルコール入り)を提供していた!これはびっくり。また期間中に会員になると割引してくれる仕組みになっていた。

 

最後に(メモ)

今回、IOFに参加して(個人的に)一番感じてしまったのは、IOFの敷居の高さ、上から目線。IFCで出会ったメンバーとIFCの違いを話したけど、チャリティ王国のイギリスだけど、国内のファンドレイジング大会は、ある意味「自慢大会」。あるイギリス人は、「イギリス人は自分たちが世界の先を行っていると誤解している。だから世界のファンドレイジング大会に来ない。そのうちに他の国の人たちの勢いに追われていくだろう。」と。国内大会にありがちだけど、やっぱり知り合い同士の大同窓会ではあった。それはそれでいいのだけど、外から見ると、やはりそれ以外の人には目が向きにくく、交流しづらいと私は感じてしまった。交流重視のIFCとは異なり、それぞれが「大切にしていること」や、「先駆的事例」の発表会のような感じだった。

一番残念だったのは、3日間の申し込みをした時、会員申込をしたのに、その登録がされていなかったこと。そして、その苦情をこの期間中にしたら、「大会が終わったらすぐ連絡する」とメンバーシップ担当のリーダーが言ったのに、一切連絡が来なかったこと。

後は、パワーポイントに文字が多すぎたり、またはパワーポイント自体がなかったり、後は国内大会のため、スピーカーの英語を話すスピードが早く、ついていくのが難しかったり。たくさん課題が残った。

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