イギリス・レスター便り

イギリスのイングランドのちょうど真ん中あたりのレスターから、イギリスの文化や、日々の暮らし、またファンドレイジングについて更新して行きます。

ショートトリップ:メルトン・モウブレイ Melton Mowbray

8月11日(金)

レスターの近くでオススメの場所を色んな人に聞いていたところ、レスターについて3週間お世話になった宿の女性が薦めてくれたのが、メルトン・モウブレイです。何でも小さい街だけど、マーケット(市場)で有名とのこと。早速調べると、何と市場は市場でも、家畜を売買する市場であることが判明。・・・。ただ、火曜と金曜には近くの農家の方が出品するファーマーズマーケット(Farmaer's market)があることがわかったので、金曜日に出かけることにしました。

 

レスターから電車で一駅。しかし1時間に1本。朝電車に乗ると、車窓からの風景はすぐに牧場に変わり、信号トラブルで遅れたものの、25分ほどで到着。

f:id:Juncouk:20170816001406j:plain

ホームにこんなかわいい駅の名前が。

しかし、降りてまず思ったのが、「あれ?すっごい牧場の香り・・いや臭い!!」。最初にそう感じたけど、結局町中がこの香りだと後から知ることに。

 

気持ちを取り直し、歩き出してみます。イギリスは鉄道の駅は街の外にあることがほとんどなので、街中まで少し歩いて向かいます。

まず見えてきたのが、教会。空の青さが際立ちます。

f:id:Juncouk:20170816001816j:plain

 

そのまま街の中心まで歩いてくると、子どもたち向けのメリーゴーランドなどの移動式遊園地ができていました。その先をずっとまっすぐメインストリートがあって、おじさんが懐かしい音楽をギターで奏でていたり、ほのぼのした小さな街です。

f:id:Juncouk:20170816002135j:plain    

さて目的地のマーケットはと地図を見ると、この道をもう少し歩く必要があるようです。そこで、ちょっとお茶でもしていくことにしました。

 

(余談)学生時代に一人旅を何度もした私ですが、実はひどい人見知り。なので、旅をしていてもランチにお店に入る勇気がなく、結局ランチ抜きになることが結構ありました。社会人になっても、なかなかそこは変わらず、入れるようになったのはチェーン店ばかり。そんな私が・・、イギリスで最近個人経営のお店に結構入れるようになってきました。年をとったから?(笑。 そんな訳で、今回もチャレンジしました。

 

f:id:Juncouk:20170816002739j:plain街の人が外で何人もお茶をしているお店を見つけて、飛び込みました。随分時間はかかったものの、暖かいカフェラテをゲット。暖かくて癒されました。すごくお待たせしたのに、そこには触れず、「今日のカフェラテ、ハートがきれいでしょう?」と自慢顔で持ってきてくれたおばあちゃんの店員さんにもほっこり。お手洗いもお借りできました。(イギリスはトイレが街中に本当に少ない)

 

さて、心も体も温まったので、マーケットにまた歩き始めます。大きな通りを渡って、到着!! ・・・と思ったら・・・

f:id:Juncouk:20170816003025j:plain

f:id:Juncouk:20170816003049j:plain・・・がら〜ん・・・

人も、お店も全然・・ない!! なぜ?

せっかく来たので中に入ってみました。その中で美味しそうなパンとパイを売っているお店があったので、少し買っていこうとおばちゃんにお会計をお願いしました。お会計が終わったところで、おばちゃんが「いい天気ね」と声をかけてくれたので、ここに来た経緯や、今日なぜ人がいないのか、聞いてみました。すると、「今日は朝8時からだから売れちゃったのよね。それと、今日のファーマーズマーケットは、火曜日の方が、家畜市場があるから、お店もたくさん出るの。どうしても金曜日の方が人もお店も少ないのよね」と教えてくれました。すると、「残念だったわね、またきてね。火曜日なら、羊の解体も見れるわよ」と。う・・・解体は微妙・・・でもおばちゃん、同情してくれたようで、お会計の端数分を返してくれました。

 

f:id:Juncouk:20170816004338j:plainマーケットで出会ったおばちゃんのお店。(こちらが本当のお店)メルトン・モウブレイはポークパイで有名らしいですが、このお店が一番古く、なんと1851年創業なんですって。 

www.porkpie.co.uk

 

おばちゃんの温かさに触れた後、さてどこへ行こうかな?と手に入れた街の地図を見ていると、さすがイギリス、やっぱり小さな街にも美術館があるようです。行ってみることにしました。

f:id:Juncouk:20170816004748j:plain   

時計のある建物が、街の美術館でした。子どもたち向けに展示がわかりやすく書かれていました。建物自体は、昔は図書館だったそうです。

メルトン・モウブレイは牧畜で成り立つ小さな街だったそうで、昔は貴族の遊びとして「キツネ狩り」で多くの人が訪れたそうでした。その狩りのおやつとしてポークパイも生まれたそうでした。後有名なのがスティルトン・チーズ。いわゆる青カビチーズで、私はちょっとクセが強くて苦手ですが、独特な強いチーズです。

 

f:id:Juncouk:20170816005146j:plain美術館の中の展示。

動物の鳴き声などが聴けるようになっています。子どもたちに混じって、せっかくだからと押して楽しんでいたら、子どもがお母さんに、「ねぇ、お母さん、あの人一人でずっと押してるよ」っていうのが聞こえました・・・。は、恥ずかしい!

 

そんな美術館も満喫して、街を一周して来ました。小さな街ですが、午前中いっぱい楽しめたので、駅に戻ることに。駅のプラットフォームにカフェがあったことを思い出し、そこでランチをしながら、電車を待つことにしました。

f:id:Juncouk:20170816005432j:plain   

さすがイギリス。カフェの名前が「粋」です。

"Don't Be Latte"

そう、本当なら"Don't Be Late" プラットフォームなので、「電車に遅れないで」という意味になるのですが、そこに「Latte カフェラテ」と韻を踏んでいるんですね。素敵。カフェの中には、時計がいっぱい飾られていました。

なのに、カフェに入ってサンドイッチを頼んで、お兄さんにすっかり忘れて、「オススメの飲み物は?」って私聞いてしまって、お兄さんが笑いながら、「もちろん、カフェラテだよ」と言うので、そこで私も気づいて、笑いながらカフェラテを頼みました。

f:id:Juncouk:20170816005745j:plainプラットフォームにも席があったので、青空の下でランチにしました。

f:id:Juncouk:20170816005927j:plain先ほどのカフェのあったプラットフォームから歩道橋を渡り、向かい側に渡り、電車に乗ってまたレスターに戻りました。

 

おまけ。マーケットのおばちゃんのところで買ったもの。

f:id:Juncouk:20170816010145j:plain

すごく大きなパン!これで1ポンド(約150円)にまけてもらいました。周りはちょっと固め、中はふわふわで美味しかった。

f:id:Juncouk:20170816010303j:plain

ポークパイ。一人一個ずつ買いました。これが一番小さいサイズ。1個こちらも1ポンドと少し。お肉屋さんのだけあって、お肉がジューシーで本当に美味しかった!パイ生地も、パイというよりタルト生地に近く、オーブンで温めたらサクサクでした。