イギリス・レスター便り

イギリスのイングランドのちょうど真ん中あたりのレスターから、イギリスの文化や、日々の暮らし、またファンドレイジングについて更新して行きます。

やっぱり自分がHappyかって大切。〜インターナショナル女子会で気づかされたモノ

最近のレスターは気温は低いものの、珍しく青空が広がる日が続いています。先日、以前一人で行ってはみたものの、既にお店がほとんど無かったあのマーケット(市場)、へ、改めて行ってきました。今回は英語クラスで知り合ったトルコ女子と、金曜日のレクチャーで出会ったロシア女子と3人で小さな日帰り旅でした。

★1回目に私が一人で行った記事はこちら:

ショートトリップ:メルトン・モウブレイ Melton Mowbray - イギリス・レスター便り

 

トルコの方(仮にAさん)は、私とレスターに滞在することになった経緯が似ていて、気が合ったので、何度かお茶をするうち、「今度どこか日帰りしようか」と盛り上がっていました。そんな時、2ヶ月だけレスターにやってきたロシアのBさんと知り合い、彼女が母国で農業をしたいと考えていたこともあり、それじゃぁ3人で行けたら良いかも!と思い付き、一度会ってから、3人で出かけました。

 

メルトン・モウブレイのマーケットは、前回の金曜日に行った際に比べ、今回は火曜日に、そして午前の早い時間に行ったこともあり、鉄道の駅からすぐにたくさんの露店が出て、人もたくさん出て盛り上がっていました。しかし・・・、このマーケット、ファーマーズマーケット(農家の人が農作物を出す市場)というのに、冬場だからか、あまり野菜などはなく、イギリスらしい骨董品や、服などのお店が多く、ちょっとがっかりの私たちでしたが、「これもイギリス文化ね!」とそれぞれに楽しむことができました。

 

さて、マーケットも見たし、でも外も寒いし、ここはカフェでも入ろうかという話になり、以前私が来た時に寄ったカフェが良かったので、「そこにしようか」とカフェの前までくると、なぜかびっくりするAさん。なんと事前にネットで見て来て良いと思ったカフェがここだったとか。あまりの偶然にびっくりしながら、3人でカフェに入りました。

 

外が寒かったので、暖かい飲み物を頼み、まずは温まってしばらくしたら、AさんがBさんに突然ふったのが、「あなたのストーリーを聴かせてよ」という一言。

そう、結局それぞれの人生話を披露し合うことになったのです。

 

Bさんは、ロシアと言っても、”正確”には「ロシア人」ではなく、コーカサス山脈の近くの出身で、実は母語はロシア語ではないそう。私も初めてその地の名前を聞きました。大学を出て、仕事をして、でもある日ふと、「お金はもらえるけど、私このまま仕事して幸せなの?」って、思ってしまったそうです。それで仕事を辞めようと言いに行ったら、「特別に二つ地位をあげるから残ってって言われてね、逆に冷めちゃった」とのこと。それで自分の故郷に帰って、他の人にその場所を知ってもらったり、オーガニックの野菜をこれから作って、自分も他の人も幸せになれるような、お金はそんなになくても、みんなが幸せになる生き方がしたい、そう話してくれました。

 

ちょっとした事情でレスターに来ていた彼女。最初会った時は英語で少しコミュニケーションが難しかったのに、この1ヶ月でかなり積極的になっていました。彼女も、英語でいろんな人とコミュニケーションすることで、かなり世界が広がったと、いつも話してくれました。

 

Aさんはいわゆる理系女子。なので、文系の私にはちょっと英語の単語が難しいけど、自分が知らない世界に触れられるのがいつも楽しいのです。Aさんは卒業して一度仕事をしたけど、やりたいことは違うなと、今の仕事についたそうで、本当に今の仕事が好きだと言います。1年だけ仕事をいまは休職してレスターに暮らし、最初は退屈と思ったこともあったけど、家族の大切さや、いろんな人と話す楽しさを改めて知ったと、話してくれました。バックパッカーでいろいろな国へ旅したこともあり、いつもオープンで、いろんな話を聴かせてくれるので、本当に一緒にいて楽しい、そんな人です。

 

それで、最後は私。「あんまり面白くないよ〜」と前置きして、これまでの仕事の話、ファンドレイザーという仕事の話を二人にしてみました。

二人ともふむふむと聞いてくれて、話終わったら、「十分面白いじゃん!」と笑い出しました。何より、「あなたが人に優しいのは十分知ってる。だって、今日も私たち2人をつなげてくれて、一緒に日帰り旅行をしてくれた。だからきっと、ファンドレイザーと言っても”お金集め”でなく、人とのコミュニケーションだというのは、ぴったりの仕事。自信持ってよ〜」と言ってくれました。

 

3人とも、それぞれに目指してること、好きなことは違っても、それを大事にする気持ちは一緒でした。何より、「仕事=お金をもらう手段」ではなく、「自分が楽しんでできるかどうか」というところに重きを置いているのが同じだったからこそ、それぞれの話は面白かったし、それを尊重し合えたのが、本当に素敵な時間でした。

それぞれ母語が英語ではないので、時に単語が分からず、色々説明したり、辞書を引いたり、ネットを出してみたりと試行錯誤。それでも伝えたいことがあり、聞いてみたいことがある。最後は「言葉」ではなく、「想い」だったんだと思いました。本当に素敵なお茶タイムでした。何より、本当に英語力や出身やらは関係なくて、人として通じ合えたこと、改めて感謝だなぁと思いました。

話の中で、Bさんがレスターに来て最初に覚えた英単語であり、今一番好きな言葉を共有してくれました。

"Why Not? なんでダメなの?"

「好きなこと、やってみたいことがあるなら、なんでやらないの?」そんなメッセージを2人から受け取った気がしました。

いつかまた3人で会って、進捗をシェアしようねと話しました。何より、その時それぞれがどこで何をしていても、楽しんでいたいねと話ができました。

 

レスターに来ていろいろあるけど、こんな瞬間があるのは本当にありがたいですね。私も楽しみながら、毎日を過ごそうと思いました。

 

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おまけはお土産に買って帰ったメルトン・モウブレイ名物のポークパイ。前回間違ってオーブンで焼いてしまった!のですが、本来は冷たいまま食べるそうで、今回はそのまま食べてみました。美味しかったです。

そう、今回の2人は豚肉を食べない方とヴィーガンとだったのでちょっと心配でしたが、逆にあまり気を使わないで、ありのままでいたら良いと、2人から教えてもらった気がしています。2人も、それぞれにあったお土産を買って帰りました。